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働いて、1億円損するビジネスモデル?!

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SI屋は辛い。

その根本原因は、ビジネスモデルにあります。

特徴を整理してみましょう

・まず、モノがない

・お客も作る側も、どういうシステムができるのか、意識を合わせずプロジェクトがスタートする

・約束してしまったら、2億円かかったとしても、1億円しかもらえない

・成績を上げたいため、営業はコスト割れで受注しがち

・プロジェクトが長引くだけで、人件費が増える


つまり、不確実性が高いビジネスモデルなのです。


会社の収益構造をプロジェクトごとに分析すると、
驚愕の事実が分かります。

パレートの法則に似ていますが、
上位30%のプロジェクトが、120%の売上を出しているのです。

「ひゃ、120%?」

80%でもなく、100%でもなく、売上の120%なんです。

どういうことかというと、
残りの70%のプロジェクトが赤字で、
売り上げの-20%を出してしまっているのです。


この原因も、不確実性の高い、御用聞き型の請負ビジネスという
ビジネスモデルなんですね。

はっきり言って、残りの70%の人たちは、
何もしないほうが儲かります(笑)

でも、協力会社に常に資金を回さないと業界として成り立ちませんし、
次年度の利益のための、戦略的赤字受注などもあるわけです。

さあ、いったいどうすればよいのでしょうか?


■要点■

・SI業界が辛いのは、不確実性の高いビジネスモデルのためである

■次のテーマ■

・では、そのビジネスモデルを克服するには?


(つづく)


コラム執筆: キャリッジウェイコンサルティング今井孝 : 2007年04月05日 09:32

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