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財布を確保する

PJリーダー育成論 

SIという不確実性の高いビジネスをどうやって確実なものにするか?
一番の原因は価格設定の方法です。

そもそも、SI業界では、価格は人月計算で算出されます。

※人月=1人のエンジニアが1月働くという単位。
 例えば、50人月とは、5人が10ヶ月働く時や、10人が5ヶ月働く時。


売るほうも買うほうも、

「この機能を作るのに何人月」
という計算をします。

価格の前提が人月というのは非常に危険です。

プロジェクトというのは、スケジュール通りには進まないもの。

これからかかるであろうコストを、プロジェクトが始まる前に
決めなくてはならないのは、不確実性を確実に高めます。

ですので、最も大切なのは、かかるコストをフィックスすることです。

しかし、SIerの方々は、ずっとSIというビジネスモデルしかやってこなかったため、この当然すぎる取り組みを行おうとしません。

視野狭窄に陥って、思いつかないのです。

「コスト=人月」というコストモデルが染み付いてしまっているのです。

では、コストを事前にフィックスするには、どうすればよいのでしょうか?


■要点■

・SI業界の不確実性の最たるものは、原価計算の方法である
・SI業界では、人月でコストが算出される
・人月計算とは、不確実な未来のコストを予測しなければならない

■次のテーマ■

・では、コストを事前にフィックスするには?


(つづく)


コラム執筆: キャリッジウェイコンサルティング今井孝 : 2007年04月11日 08:06

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