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楽しかった新人研修

ITアーキテクトへの道 

新人研修は、すごく楽しかったですね。

ぼくが入った年は140人ちょっとの採用でした。配属人数は大阪と東京でちょうど半々でした(ぼくの入る前の年ぐらいから東阪2本社制になった)。

ところが男女比率がぜんぜん違う。大阪が地元の会社だったので、東京はそもそも採用人数が少なかったのです。当然女性も少ない。大阪で採用した男性を(当時は女性を大阪で採用して東京に配属することはなかった)東京に大量に配属させるものだから、東京は極端に男性ばかりの同期になってしまいました。
それに比べると大阪は半分程度が女性。

私の出身大学は文学部でも女子が20%程度というところでしたから、かなり楽しい新人研修でした。

もちろん内容的にもね(笑)

座学もコンピュータの知識を体系的に教えてくれるので、目からウロコの日々だったし、グループ演習のようなものも楽しかった。ビジネス・マナーはちょっとどうかなあと思いましたが。敬語なんかぼくの方がよく分かってる(笑)。

その後部門に配属されて、もう1ヶ月半ほど集合研修。隣の部門と部長が同じ方だったので、一緒に研修したのですが、そのとき同じチームだった女性と付き合うようになったり。これが実は後で尾を引く話なんですが。

その頃、伯v画というのがあって、それの開発をやっている部隊が隣の部門にありました。わりと先進的な応用ソフトを開発している部門だったんですね。チーム紹介ということで、J-Starというマシーンを初めてみました。JはJapanのJ。Xeroxが開発したStarというマシーンの日本語版です。Macと似たようなユーザインタフェースです。

ぼくはそれまでN88-BasicやDOSのパソコンした見たことがなかったので、これは衝撃的でした。

伯v画は頓挫しましたが、あんな創造的なマシーンで少し堅苦しい進め方をしてしまったからでしょうか。時期尚早だったのかもしれません。

部門研修は当然のことながら、全体研修よりも実践的でした。特に私の部門も隣の部門もアセンブラで開発している部隊が多かったので、プログラミング演習はIBMのアセンブラでやりました。
実際問題として女性はほとんど初心者だったので、これはきつかったんじゃないかなあ。

アセンブラでプログラミングして処理を実行するためには、OSの基礎、ファイルシステムの基礎、JOBについてなどIBMの汎用機に関わることを網羅的に学ぶ必要があります。それを約半月から1ヶ月で学んで、残りの半月でプログラミングだったと思うので、相当スパルタ教育でした。怖い先輩もいましたからね。

当時は今みたいに一人一台PCがあるなんて時代ではなく、端末(!)を何人かでシェアしていました。

だから、待ち時間が結構長くて。生産性を上げるためには、できるだけ間違いのないコードにするために一生懸命添削したり、待ち時間には机上でデバッグしたり、とにかく慎重にコンピュータ資源を使うようにしつけ(本当に「しつけ」ですね)られました。

生産性を上げるために一人に一台をという願いだったのですが、この頃一生懸命考えるくせがついたので、一人に一台もらえるようになったときに生産性が上がったのかもしれません。

肝心のプログラミング演習ですが、これは6人で1つのプログラムを作成するというものでした。1人1つのモジュールを担当し、結合するという意味です。6つぐらいだと難易度を揃えるのは逆に難しく、極端に簡単なのと、極端に複雑なのがありました。

最初に書いたように、わりとコンピュータを知っている方だったので、極端に複雑なのが割り当てられてしまいました。スタートは大して変わらないのに・・・・・・

3チームで同じプログラムを作っていたのですが、隣のチームのTくんと出力したリストの厚さを競っていました。もちろん間違いが多いとリストを何回も出さないといけないので厚くなってしまうわけです。

要するにぼくは凡人であるといいたいだけなんですが。

なんとか演習も終わり、いよいよ明日から現場でOJTという日です。夕方に配属チーム発表があるのです。ぼくには意中のチームがありましたが、果たしてどこに配属されるのか。ドキドキでした。

--- つづく ---

コラム執筆: ITブレークスルー森川滋之 : 2007年03月26日 12:42

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